翻訳と辞書
Words near each other
・ フォトルミネセンス
・ フォトルミネッセンス
・ フォトレジスタ
・ フォトレジスト
・ フォトレタッチ
・ フォトレタッチツール
・ フォトレックス
・ フォトワークス
・ フォトン
・ フォトン (OVA)
フォトン (カメラ)
・ フォトン (人工衛星)
・ フォトンM1
・ フォトンカウンティング
・ フォトンコンピュータ
・ フォトンコンピューター
・ フォトンバッテリー
・ フォトンベルト
・ フォトンマッピング
・ フォトン・コンピュータ


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

フォトン (カメラ) : ミニ英和和英辞書
フォトン (カメラ)
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


フォトン (カメラ) : ウィキペディア日本語版
フォトン (カメラ)
フォトン(''Foton'' )は、フィルモアイモなどムービー機材で知られるアメリカ合衆国ベル&ハウエル1938年から開発を開始〔『銘機礼賛』pp.238-239。〕し1948年に発売〔したレンジファインダーカメラである。135フィルムを使用し24×36mm(ライカ)判。
モータードライブ、二重像合致式の連動距離計を内蔵し高機能である。発売当時は700ドルと高価格で大型だったためか商業的には成功せず、1949年495ドルに値下げされ、1950年には製造中止となった。製造は2,000台とも言われ〔、現存は数百台とも言われる。
シャッターボタンはボディー前面にあり、普通のシャッターボタンの位置である巻き上げノブの横にあるシャッターボタンに見えるボタンは巻き戻しボタンである〔『クラシックカメラ専科No.50、ライカブック'99ライカのメカニズム』p.83。〕。
シャッターはマウント側から一見するとバリオ型2枚羽根に見えるが実際には縦走り金属幕フォーカルプレーンシャッターである。シャッター速度はB、1、1/2、1/5、1/10、1/25、1/50、1/100、1/250、1/500、/1/1000秒。シャッターボタン基部のレバー操作を"Repeat"とすると連続撮影が可能になるが、そのコマ数は資料により3コマ/秒から6コマ/秒〔までまちまちである。1回のチャージで20コマ程度は撮影できる。ゼンマイ巻き上げキーは底面にある。巻上ノブを持ち上げれば手巻きも可能〔『クラシックカメラ専科No.50、ライカブック'99ライカのメカニズム』p.83。〕。
レンズマウントは専用で、標準として装着されるのはテーラー・テーラー・ホブソン製クック・アモタール・アナスチグマット(''Cooke Amotal Anastigmat'' )2inT2.2(F2)〔『クラシックカメラ専科No.50、ライカブック'99ライカのメカニズム』p.85。〕。交換レンズにはクック・フィールド・パンクロ(''Cooke Field Panchro'' )4inT2.8(F2.5)〔『クラシックカメラ専科No.50、ライカブック'99ライカのメカニズム』p.85。〕、クック・パンクロタール212mmF5.6〔『現代カメラ新書No.3、世界の珍品カメラ』p.156。〕、クック・パンクロタール313mmF5.6〔『現代カメラ新書No.3、世界の珍品カメラ』p.156。〕がある。標準レンズはピッチの細かいネジマウント、それ以外は外爪式バヨネットマウント。
ピント合わせはシャッターボタンの横にあるダイヤルで行なうが、鏡胴を持って行なうこともできる。コンタックスと似ているが、縦に回転する点、無限遠ロックがない点が違う〔『クラシックカメラ専科No.50、ライカブック'99ライカのメカニズム』p.83。〕。
ファインダーは透視式で、それと別に二重像合致式の連動距離計を内蔵する〔『クラシックカメラ専科No.50、ライカブック'99ライカのメカニズム』p.82。〕。
アクセサリーシューはホットシューになっており、専用ファインダーを取り付けてもファインダーの上にもホットシューがある〔『クラシックカメラ専科No.50、ライカブック'99ライカのメカニズム』p.85。〕。
== 外部リンク ==

* Foton - ''Camera-wiki.org''
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.